激アツ 株式投資の基礎 No.02 株式投資用語
今回は株式投資をするうえで必ず必要な用語について解説します。

①時価総額 = 株価 x 発行済み株数
この会社の市場価格と言える
②PER = 株価 / 1株益 = 時価総額 / 純利益
Price Earning Ratio(株価収益率)
会社が1年に出す利益の何倍の価格であるかの指標
1億円稼ぐ会社の時価総額が15億円であれば、PERは15倍
業種にもよるが15倍以下であれば割安
③PBR = 株価 / 1株純資産 = 時価総額 / 純資産総額
Price Book-Value Ratio(株価純資産倍率)
会社の総資産に対して会社の市場価格が何倍であるかの指標
1倍ならば実際の会社の価値と価格が同じ
1倍以下なら割安
④単元株数 株を買える最小単位
最近は100株が多いが1000株単位の株もある。
⑤売上高
1年(もしくは一定期間)の売上
売り上げが年々上がっている企業は規模が拡大しているため、投資判断の材料として大きな要素となる。
⑥営業利益 = 売上総利益 - 「販売費および一般管理費(販管費)」
企業が本業で稼いだ利益。
*売上高 - 売上原価 = 売上総利益
⑦経常利益 = 営業利益 + 営業外利益 - 営業外費用
本業と本業外で得た利益
⑧純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別損失 - 法人税 - 住民税
経常利益に本業以外の臨時的、例外的な「特別利益」や「特別損失」を計算し、「住民税」や「法人税」を差し引いた残りの利益
全ての費用を差し引いて最終的に残った利益
PERは純利益を元に計算しているので、特別利益や特別損失を含んだ値であることを理解してください。PERが異常に高かったり、低かったりする理由に特別利益/損失が含まれていると正常なPERを反映していない可能性があります。
これらの用語は株式投資を行うときは必ず必要になるので、きちんと理解したうえで株式投資は行うようにしてください。
次回は 激アツ株式投資の基礎 No.03 株価の見方・決まり方 です。