激アツ 株式投資の基礎 No.03 株価の見方・決まり方

株は売りたい人と買いたい人の価格が一致した時に株価が決まります。今回はその決まり方、注文方法、価格の見かたなどの基礎をお伝えします。 株価の成立方法①板寄せ方式:売買時間外の注文をまとめて価格を決める②ザラバ方式:売買時間中の注文を成立させる少し複雑な説明になるため詳細は省かせていただきます。→参照 注文方法①指値:値段を指定して注文 メリット 希望の値段より悪い条件で売買しない。 デメリット 買売出来ないこともある。 ②成行:値段に関係なく売買する注文 メリット よっぽど出来高が少なくない限りほぼ売買を成立させることができる。 デメリット 予期せぬ高値買い(安値売り)をする可能性がある。*ストップ高、ストップ安という一日の上限と下限が決まっているので、それを超えて売買されることはありません。 板下の表を「板」と呼び、注文の状態がわかります。こちらの表では2155円で200株売り注文があり、それが最も安い売り価格です。2153円で300株の買い注文が最も高い買い注文になります。例えば400株の成り行き買い注文をすると、2155円で200株、2156円で200株買えることになります。 ローソク足過去の株価を見ることが出来ます。陽線:前日終値よりも値上がり 陰線:前日終値よりも値下がり (分足、日足、週足等がある) 移動平均線ローソク足を並べて作ったチャートの中にある、一定期間の平均価格を日々計算して出した「答え」の線です。例えば5日移動平均値は5日分の平均価格となります。長期の移動平均線の方が緩やかな変動をします。 勉強になったでしょうか?まずは基礎からきちんと理解していきましょう。

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激アツ 株式投資の基礎 No.02 株式投資用語

今回は株式投資をするうえで必ず必要な用語について解説します。 ①時価総額 = 株価 x 発行済み株数 この会社の市場価格と言える ②PER = 株価 / 1株益 = 時価総額 / 純利益 Price Earning Ratio(株価収益率) 会社が1年に出す利益の何倍の価格であるかの指標 1億円稼ぐ会社の時価総額が15億円であれば、PERは15倍 業種にもよるが15倍以下であれば割安 ③PBR = 株価 / 1株純資産 = 時価総額 / 純資産総額 Price Book-Value Ratio(株価純資産倍率) 会社の総資産に対して会社の市場価格が何倍であるかの指標 1倍ならば実際の会社の価値と価格が同じ 1倍以下なら割安 ④単元株数 株を買える最小単位 最近は100株が多いが1000株単位の株もある。 ⑤売上高 1年(もしくは一定期間)の売上 売り上げが年々上がっている企業は規模が拡大しているため、投資判断の材料として大きな要素となる。 ⑥営業利益 = 売上総利益 - 「販売費および一般管理費(販管費)」 企業が本業で稼いだ利益。 *売上高 - 売上原価 = 売上総利益  ⑦経常利益 = 営業利益 + 営業外利益 - 営業外費用 本業と本業外で得た利益 ⑧純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別損失 - 法人税 - 住民税 経常利益に本業以外の臨時的、例外的な「特別利益」や「特別損失」を計算し、「住民税」や「法人税」を差し引いた残りの利益 全ての費用を差し引いて最終的に残った利益  PERは純利益を元に計算しているので、特別利益や特別損失を含んだ値であることを理解してください。PERが異常に高かったり、低かったりする理由に特別利益/損失が含まれていると正常なPERを反映していない可能性があります。 これらの用語は株式投資を行うときは必ず必要になるので、きちんと理解したうえで株式投資は行うようにしてください。 次回は 激アツ株式投資の基礎 No.03 株価の見方・決まり方 です。

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激アツ 株式投資の基礎 No.01 株の収益

株式投資とは企業が資金を集めるために発行する株式を購入することです。 株というのは買い手の買いたい値段と売り手の売りたい値段が一致した時に売買が成立し、その成立した値段が株価となります。買いたい人がたくさんいると値段は上がり、売りたい人がたくさんいると値段は下がります。 株の収益は大きく3種類あります。(※現物取引において) ①売却益:買値と売値の差額です。買った時よりも安く売れば損になり、高く売れば利益になります。売却益 = 売値 - 買値 - 取引手数料<魅力>最も大きく利益が得られる株式投資の醍醐味です。銘柄によっては短期間で数倍に上がる可能性もあります。短期的にも長期的にも利益を狙うことが出来ます。<リスク>価格の下落、倒産・上場廃止などにより売却不能になる可能性があります。ただし、購入した株価以上の損失を負うことはありません。 ②配当:株を持ち続けていると年に1度か2度配当が配られます。1年のうちの特定の1日だけ保有しているだけでも配当はもらえます。配当は常に変動します。配当の時期や配当利回りは銘柄によって異なります。配当利回りは大体年1%~5%程度です。業績によっては配当が無い場合もあります。配当利回り = 年間配当価格/株価<魅力>比較的安定して入ってくる収入になります。長期で持ち続けた時に最終的に株価に変化が無ければ配当分がそのまま利益になります。<リスク>減配や無配になるケースもあります。 ③株主優待:上場企業の30%程度が優待サービスを行っています。年1~2回、企業の自社商品やレストランでの食事等、企業によって様々な優待を提供しています。優待利回りは1%~10%程度です。優待利回り = 年間優待価格/株価<魅力>配当よりも利回りが大きいケースが多いです。ただ振り込まれる配当との一番大きな違いは、優待が送られてくるととにかく楽しいし嬉しいです。<リスク>優待のグレードが下がったり、廃止になったりする場合がります。その場合株価も一緒に暴落するケースが多いです。優待利回りが大きすぎる株は無理している可能性があるので要注意です。 株の選び方はまた別の機会でご案内させていただきます。 株式優待に関しては何度か投稿しているのでそちらも参考にしてください。非常にたくさんの優待がありますので、自分に合った銘柄を見つけてみてください。 次回は 激アツ 株式投資の基礎 No.02 株式投資用語 です。 You Tubeもあるのでよかったら見てください。

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